WEBサーバ

2010年3月16日 (火)

Tomcatのレジストリ

以前、Tomcatのメモリ周りの設定について記事を書いたのですが、レジストリの設定について曖昧に終わっていました。

なので、いまさらですが、その確認をしてみました(^^;

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レジストリの値は、管理者しか触れなかったので、この操作は管理者でログインして行います。

まずは、Configure Tomcatの画面。

20100315_001

この画面で、下の方の入力欄(最初は空欄)に、値を入れていきます。

それぞれ、起動時のメモリ、最大メモリ、スレッドスタックのサイズ(使われ方はあまり詳しくは)になります。

この状態で、レジストリエディタ(regedit)を起動し、該当するレジストリの値を確認します。

20100315_002

丸囲みはしませんが、Parametersの中のJvmMs、JvmMx、JvmSsの項目の値が、先ほど指定した16(MB)、64(MB)、128(KB)であることが分かります。

レジストリの位置は画面から読み取るか、前の記事を参照してくださいね(^^;

レジストリの値は、それぞれREG_DWORD型(DWORD型)で作成してあります。

次は、この三つの値をそれぞれ変更します。

20100315_003

20100315_004

20100315_005

それぞれ、値を倍に設定します。

それで、設定が終わった状態のレジストリです。

20100315_006

それから、変更した値が反映されることを確認するため、Configure Tomcat を再起動します。

20100315_007

最初に設定した値が、レジストリエディタで書き換えた、それぞれ2倍の値になっています。

これで、無事に変更ができました(^^

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Tomcat 6.0.24(Windows Service 64bit)
JRE1.6.0_18(Windows 64bit)
Windows 7(x64)

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2010年2月16日 (火)

Tomcat on Windows7(x64) ・・・できた?

Windows 7 Ultimate (x64) のインストールも終わり、いつもプレイしているゲームもインストールしたので、次はいよいよTomcatです。

Tomcatは、過去3度失敗したので、もはや鬼門といえるかもしれませんが、とりあえずもう一度試してみます(^^;;

で、経過はともかく、結果はなんと、動作中。
過去3度の失敗は何だったのか、あっさりとワントライで起動成功してしまいました(^^

・・・ひょっとすると、再起動するとだめになってるかもしれませんが(^^;

インストールしたTomcatのバージョンが上がっているので、それが理由・・・かもしれません(^^
#そういや、リリースノート見てないや(^^;;

追記:
どうやら、Tomcat 6.0.21 以降で対応のようですね。
6.0.20 ではうまくいかなくて当然だったようです・・・orz

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一回書いた記事をロスト(・・・orz)したので、簡単に書きます(ノw≦;

とりあえず、権限が必要なので、一般ユーザだとパスワード入力が面倒なので、管理者権限で操作します。
 

【1.Javaのインストール】

まずはお約束のJavaのインストールです。

Sun Microsystemsのサイトから、Javaの最新版・・・JDKの最新版をダウンロード・インストールします。

http://java.sun.com/javase/downloads/index.jsp

JavaSEのダウンロードサイトから、JDKの最新版(動かすだけならJREでいいと思います)をダウンロードし、インストールします。

私は、x64な環境にインストールするので、Windowsの64bitバージョンを選択。

インストールが終わったら、コマンドプロンプトからバージョン確認。
インストールしたバージョンが表示されれば、JavaのインストールはOKです。

20100215_000_java_version_2

※2010-02-15時点で、Java6 は、JRE/JDK 6.0.18 が最新のようです。
 

【2.Tomcatのインストール】

次はTomcat。

http://tomcat.apache.org/

JakartaのTomcatのページの「Download」から最新版・・・Tomcat 6.0.24 を選んでダウンロード・インストールします。
少し前に、セキュリティホールが騒がれてアップデートしていた記憶がありますが、もう次の・・・新しい版が出ているみたいです。(2010-01-21 のリリース)

私はWindowsサービスとしてインストールするので、Windows Installer版を選択してダウンロードします。
そしてそのままインストール。
#MD5とか、フィンガープリントを確認した方がよいとは言いますが(^^;

そうそう、デフォルトのフォルダは何かとトラブルので、今回はDドライブに独自のフォルダ作ってカスタムインストールしています。

例)D:\application and programs\Tomcat6

----(閑話)----

Windows Installer をダウンロード・インストールするとあまり意識しませんが、個別のパッケージをダウンロードしてくると、Readmeとかいくつか読めるドキュメントがあります。
※Windows Installer も、インストールされたフォルダにはありますが(^^;

その中で、Tomcatをインストールする前に、まずJavaのインストールをしたら環境変数を設定するように書かれています。
JREの場合は「JRE_HOME」を、JDKの場合は「JAVA_HOME」を設定するように書かれています。

気が逸っていて、今回のWindows Installer ダウンロードの前に個別パッケージをダウンロードしてあれこれやっているうちに、この二つの環境変数は設定してしまっていて、結果うまくいったかもしれません。
もし、うまくいかなかったら、試してみてください。

私ですか?
えーーっと、面倒なので、またの機会に(ぉぃ

----(閑話休題)----
 

【3.Configure Tomcat の起動】

次は管理ダイアログ(Configure Tomcat)の起動です。

管理ダイアログは、スタートボタンからTomcatの項目を開いて、「Configure Tomcat」を選びます。

20100215_001_configuretomcat_ng_2

ふむ。

ここまでは前回と一緒。
同じ轍・・・いつか来た道です(^^

ここは慌てず、コンテキストメニューから「管理者として実行」を選んで・・・

20100215_002_for_execute_by_admin_2

まあ、毎回選ばないといけないのは、Windows7では仕方ないみたいなのであきらめるしか(ノw≦;
#またはUACを切れば大丈夫・・・カナ?

20100215_003_configuretomcat_ng_2

なぬ?
エラー・・・ですっとぅええええ!!

なになに、「すでに実行中です(意訳)」とな??

・・・

はっ、まさか、インストールに成功しているのくゎ!?
 

・・・

疑心暗鬼ながら、タスクトレイをチェック。

あった。

Tomcatのコンソールのアイコンです。
#SSにココログメニューが含まれているのはご愛敬(^^;

20100215_004_executed_console_2

しかも、アイコンは▲マーク(角度は右90°回転状態ですが)。

Tomcatが起動していることを表しています!
#これは、「Tomcat Monitor」という項目のプログラムですね。

逸る心を抑えながら、WEBコンソールを開きます。

ブラウザを開いて、URLに「http://localhost:8080/」。
※8080番ポートは、デフォルト状態でインストールしたときの使用ポートです。

20100215_005_tomcat_web_console_2

あっれーーー?

表示できちゃったよ(^^;;

この画面を開くのに、いままでさんざん苦労したというのに・・・orz

で、念のために管理ダイアログ(Configure Tomcat)から、サービスの起動と停止をしてみます。

20100215_006_stop_tomcat_2

20100215_007_start_tomcat_2

うんうん。
ちゃんと、「Service Status:」の表示が、「Stop」ボタン→プログレスバーのゲージ進行後に「Stopped」(停止中)へ、そして「Start」ボタン→プログレスバー→「Started」(起動中)へ。

うんうん。
大丈夫みたいですね。
 

おっと、このままだと、パソコンを起動すると自動的にTomcatも起動してしまうので、パソコン起動時は停止しておくようにしておきましょう。

ちょうど、この画面の「Startup type:」のプルダウンを「Automatic」から「Manual」に変更して「適用」ボタンを押します。

20100215_008_run_manualy_2

すると、自動的には起動しない・・・パソコンを起動後、実行が必要な時にConfigure Tomcatから「Start」ボタンで起動・・・という使い方になります。

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さて、これで一通り設定は完了。

あとはコンテンツを載せるだけ。

なので、次はコンテンツを作れるよう、Eclipseでも入れるかな?
#Eclipseは一回動いて、その後動作しなくなった経緯が・・・orz
#これも鬼門かもしれない(滝汗

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動作環境など:

パソコン:
・Windows 7 Ultimate (x64)
・AMD PhenomII x4 905e

JRE/JDK:
・Java SE 6(1.6.0_18) 64bit

Tomcat:
・Tomcat 6.0.24(Windowsサービス)

その他:
・今回の作業は、基本的に管理者モードで実行。
 インストール&起動確認までなので、一般ユーザで使いこなせるかはまだ不明です。

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2010-02-16:
Configure TomcatとTomcat Monitorを混同していたので、一応分けました。
JRE/JDKが64bitなのを追記。
それから、一般ユーザでも、管理者で起動してあげれば動作するようです。
#起動時にTomcatMonitorがアクセスエラーで弾かれますが(^^;

2010-02-16:
追記を追加。
Windows7対応(・・・かな?)は、6.0.21以降らしいです。

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2009年12月11日 (金)

Tomcatリトライ!

なかなか時間がとれない(とイイワケ)しながら、放置していたTomcat6のインストールですが、ぼんやりとアクセス履歴から他のインターネットサイトを見ていると、同じようにWindows7にインストールしようとして問題のあった方のブログに行き着きました。

内容を見てみると、どうやらMFCの共有DLLのインストール不備があったとのことで、記事にされていました(^^;

なんか聞き覚えがあるなぁ・・・。

・・・orz

そうか、Windows Vistaの時も、確かやったような・・・

っていうか、まだ解消してなかったのね・・・(滝汗
 

結構メジャーなトラブルっぽかったので、次の版では直っているだろう!と高をくくっていたのですが(^^;;

というわけで、やる気を出して、もう一度インストールです。
 

・・・。

JRE1.6はインストールしてあったので、JDK・・・をインストールしようとするものの、すでにインストール済み。
でも、どこにインストールしたか忘れてしまって(^^;)気持ち悪いので一旦アンインストールしてから、もう一度インストールです。
インストール先は、「C:\Program Files\Java」。
デフォルです。

それからTomcat 6.0.20。

この前チェックしてみたら、まだ最新版みたいなので、そのまま使用します。

とりあえず、コンソールが動作すればいいので、アップデートされたら、またやり直しましょう(^^;
こちらは、Dドライブに新しくフォルダを作ってそちらへ。

そして、一旦「Tomcat Configure」を起動してみます。

「アクセスが拒否されました」

・・・orz。

まぁ、想定内です(^^;

管理者で起動して・・・っと。
うん、起動できました。

もう一度確認しておきましょう。

一旦閉じて・・・起動!

あれ?

今度もまた「アクセスが拒否されました」ですって。

(^^;;

どうやら、Windows 7では、毎回指定しないといけないようですね(^^;;

まぁ、少し手間が増えますが、セキュリティのため・・・仕方ないですね。
 

で、せっかくなので管理者で毎回起動できるオプションがないかとリンクのプロパティをいじっていると、「パスが正しくない」という内容のエラーメッセージが。

よくよく見ると、ショートカットの作業フォルダとして作成されているパスが、デフォルトのインストールフォルダになっています。
残念ながら、カスタムインストールでインストール先を変更していたので、そのパスはNG、存在していません。

(正しいパスじゃないと、確定できないので(^^;;)、インストール先のフォルダを指定して一安心です。
 

で、Configure Tomcatを起動して、Tomatの起動を指定してみる(startボタンを押す)と、以前と同様、起動した風でもなく、そのままstartボタンが有効になる・・・ってことは、やっぱり起動できていません。

それならば、と、「msvcrt.dll」を探し出して(java6のインストールフォルダ\binに落ちていました(^^)、バージョンを見てみると、6.10.2207.0・・・あれ?
以前Windows Vistaで問題にしていたときには7.0.1とか、そんなバージョンだったような・・・??

そして、windows\system32フォルダに(・・・ん?x64でも、system32でいいのか?!と思いつつ、)コピーしようとすると、すでにmsvcrt.dllがあるようです。
バージョンを確認してみると、7.0.7600.16385と、それなりに新しいバージョンが入っているようです。

うーん。

それなら、大丈夫な気もする・・・んですけどね(^^;;
やろうとしたことは既にできていて、それでも動かない・・・orz

さて、これからどうしましょうか・・・ね。

また解決は先送りですね(^^

※6.0.24でうまくインストールできたので、その案内
http://kyrschetime.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/tomcat-on-windo.html

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2010-01-07:
誤字修正・表現訂正など。

2010-02-16:
うまくいった記事のリンクを追加。

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2009年11月23日 (月)

Tomcat6.0.20 再び!

Windows Vista (x32) でのTomcat6.0.20は、元気よく動いています。

・・・で。

昔のJavaプログラムを作っていた、Schwertleite(旧メールパソコン)環境を、新しくしたゲームパソコン、Rossweisseに移して、Eclipse(GALILEO)もインストール。
これで、旧メールパソコンはもう、起動しなくても大丈夫。

・・・っとと。

まだテスト用に、Tomcatもインストールしておきましょうか・・・。
 

というわけで、Windows7(x64)に、Tomcat6.0.20をインストールしてみます。

ふむ。

まぁ、インストールはうまくいって、正常終了。

でも、実際にTomcatを起動してみると、エラーが出てサービスが起動しません。
 

・・・orz

とりあえず、放置・・・かな?
 

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閑話。

まぁ、放置しておいても状況が改善されるわけでなし。

仕方ないので、原因を探ってみます。

まずは、Tomcat Configureからの起動ではなく、サービスを直接起動してみます。

エラー。

イベントログに記録されているので内容を確認してくれ・・・とのことみたいです。

で。

イベントログを開いて、どんなエラーが出ているか確認してみます。

すると、Windowsログのシステムのところに、

「Apache Tomcat 6 サービスは、サービス固有エラー この操作を正しく終了しました。 で終了しました。」

というエラーが出ています。

ふむ。

全然わかりません・・・orz

どうやら、サービスは正常終了したがエラーです・・・みたいな感じでしょうか(^^;;

次は、Tomcatのログです。

インストールフォルダのlogsに、「jakarta_service_日付.log」として、エラーログが出ています。

----(ログ、ここから)----
[2009-11-23 02:12:02] [174  javajni.c] [error] %1 は有効な Win32 アプリケーションではありません。
[2009-11-23 02:12:02] [994  prunsrv.c] [error] Failed creating java C:\Program Files\Java\jre6\bin\server\jvm.dll
[2009-11-23 02:12:02] [1269 prunsrv.c] [error] ServiceStart returned 1
----(ここまで)----

どうやらJREの中の「jvm.dll」がサービスから見えない・・・みたいですね。
ですが、実際にエクスプローラで見ると、確かにjvm.dllは存在するのです。
ユーザアカウントからは見えるものの、サービスアカウントからは見えない・・・のかな?

さて。

どうしましょうか・・・。
 

ひょっとすると、インストールしたのが、
・JRE → C:\Program Files の下
・Tomcat → D:\applications の下(※フォルダは作成)

としたのがいけなかったのかしら。

・・・。

というわけで、eclipseも動作しなくなったので、一旦全部アンインストールして、すべてDドライブ配下でやり直してみようと思います(^^;;
#ちょっと時間かかりそうです(汗
 

※6.0.24でうまくインストールできたので、その案内
http://kyrschetime.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/tomcat-on-windo.html

----
2010-01-13:
jvm.dllがエクスプローラから見えることを追記。
原因は解決していません(ノw≦;

・・・というか、HDD故障で修理中なのデス・・・orz

2010-02-16:
うまくインストールできたので、そのリンクを追加。

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2009年9月15日 (火)

Windows Firewall の設定

なぜか、公開しているWEBサーバにアクセスできなくなっていました(^^;;

家に帰ってから確認してみると、追加設定したはずのWindows Firewallのポート設定がなくなっています・・・orz

仕方ないのでもう一回追加。

ついでに、ほかのパソコンからパソコンに付けた名前でアクセスできなかったので、その設定も見直しながら。

結局、こんな感じになりました。

Windows_fw01

Windows_fw02

Windows_fw03

内部ポートは8080番になっているので、ルータとの間の経路をあけておきます。
それから、80番も念のため(^^;;

そのほかに、サーバ名を解決できるように「ネットワークの探索」と、それからpingで確認できるように「ファイルとプリンタの共有」をチェック。

これで、家庭内LANの別パソコンから、名前付きでpingが通るようになりました。

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2009年6月12日 (金)

Tomcat Update その2

昨日、管理マネジャがうまく表示されなくなっていたので、今日も改めて取り組んでみました。

一旦アンインストールした後、改めてインストール。
それから、各WEBアプリケーション(サイト)を構築していきます。
 
っと、その前に、インストール直後の状態で管理マネジャが表示できることを確認。
うん、OKですね。

それから、一つ一つWEBアプリケーションの定義を作っていきます。

最初に作った定義は、属性を記述するときにつけるデリミタの指定がうまくなくて、XMLパーサのエラーになっていました。
「対応していないデリミタがあります」とか、そんなメッセージですが、英語のメッセージでいまひとつピンとこなかったことと、小さいエディタ画面で作成していたので、デリミタを間違っていることに気づかず、何回も別のトライ&エラーをしてしまっていました(^^;
#パスの区切りのエンサインを2個にしてみたり(^^;
#実際は、デリミタの片方がダブルクォート(")ではなく、チルダ(~)だったのが、エラーの原因でしたが・・・orz
 

そして、無事に、個々のWEBアプリケーションは登録完了。

後、残っているのが、管理マネジャのアクセス制限です。
旧バージョンと同じように、Valveの設定をするのですが、この設定をしたとたん、前回同様「Not Found(404)」エラーになってしまいます・・・orz

ううっ・・・なぜだ!?

それで、Tomcatのログを見てみると・・・、

なんと「Valveで指定したクラスが見つからない」というエラーではありませんか。

・・・。
Tomcat6.0.18のときは、特に追加のライブラリを使わずに使えた設定でしたが、どうやらTomcat6.0.20には、同梱されていないクラスのようです・・・?
#Tomcatのドキュメントの記述例とまったく同一ですのに!

どうやら、昨日のエラーも同じ理由・・・だったんでしょうね(^^;汗
ログを確認していれば、類推できたハズ・・・ですね(^^;;

というわけで、アクセス制限はどうにかすることを考えるとして、とりあえずエラーについては理由が付いたので、やっぱりこれで、一旦閉じることにしましょうか(^^
#またすぐにTomcat6.0.21なんて、出たりして(笑

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2009年6月11日 (木)

Tomcat Update

ニュースサイトを見ていたら、Apache Tomcatの複数のバージョンに脆弱性が発見されたそうです。
#多分、ITmediaだったと思いますが・・・。

ちょうど、私もTomcat6.0でWEBサーバを公開していたので、バージョンを確認してみました。
管理コンソールからアプリケーションの一覧を見て、さらにその下。
使用しているJavaのバージョンと一緒に表示されている、Tomcatのバージョンを確認します。

Tomcat 6.0.18

・・・
ふむ。
脆弱性の指摘のあるバージョンですね(ノw;
#他には、Tomcat5.5x、4.xも影響を受けるそうです。
 

それで早速、Tomcatをアップデートしてみました。

まずは、修正版をダウンロード。
URLを覚えていなかったのであちこち探してしまいましたが、apache.orgから関連プロジェクトでJakartaを選択、そしてTomcatプロジェクトを選択して、やっとたどり着けました(^^;
それから、すぐにダウンロードをクリックし、WindowsServiceインストーラを選択します。

ダウンロードが終わると、早速インストール。

取り合えず、ダブルクリックでインストール開始・・・っと、じわりじわりと伸びていたプログレスバーが途中で止まり、エラーになってしまいました(^^;
上書きできません・・・だったかな?
既にWEBサービスとしてTomcatを起動していたので、その状態でのインストールは、やっぱり無謀だったみたいです(汗

なので、一旦サービスを止めてリトライ。
ですが、それでもファイルを上書きできない旨のエラーが出ています。

・・・、仕方ない。
一旦アンインストールするか・・・。

というわけで、コントロールパネルから「プログラムの追加と削除」を選択してアンインストール。
念のためインストール先の管理フォルダも削除。(SHIFT+DEL)
 

削除。
・・・、さくじょぉ!!!?

そういえば、WEBアプリケーションの定義(docbaseでのフォルダ指定ですが)は、Tomcatのconfフォルダに入れていたような・・・orz
 

まぁ、いいか。
難しい設定じゃないし・・・。
 

というわけで、設定も何も、フォルダごとキレイさっぱり無くなった状態で、再度Tomcatのインストールを始めます。
うん、次はちゃんとゲージが伸びきり、無事にインストール完了です(^^

そして、Tomcatの管理マネジャ("http://localhost:8080/")を開きます。
うん、普通に表示できるよね!

・・・でも、やっぱりというか、当然、作っていたWEBサイトは見えません・・・orz
 

まぁ、済んでしまったことは仕方ないので、あきらめてサイトを作ります。

confフォルダのCatalina/localhostのmanager.xmlをコピーし、ファイル名をサイト名に合わせて・・・。

と、それと、管理マネジャへのアクセスを制限しないと・・・。
細かい設定は覚えていないので、サイトの構築メモを見ながらValveの設定をチマチマ打ち込んでいきます。

ふむ。
それでもう一度サービス再起動。

・・・あれ?
管理マネジャがNotFound(404)になってしまった・・・∑(@□●;;

冷や汗が一気に出てきます。

コンテンツそのものはTomcatとは別フォルダにしていたので(docbaseでエイリアスを切っているだけ)大丈夫なのですが、肝心のTomcat自体が動かなくてはどうしようもありません(^^;;

それで、仕方ないので、schwertleite(旧サーバ)で作っていた旧サイト(Tomcat5.5.x)のサイト設定ファイルをコピーして来ました。
もともと、siegrune上でサービスを展開する前は、schwertleiteのTomcat5.5で公開していて、その引越しで楽をするためにフォルダ構成は合わせてあります。
Valveなどの設定も、そのまま使えるはず・・・!との勢いで、そのままサービスをスタート。

でも、管理マネジャは表示できず・・・orz

とりあえず、他のサイト設定(waltrauteとか、siegruneとか)は復活できたみたいなので一息するとして、あとは時間のあるときに管理マネジャの確認を。
#このとき既に4時を回っていた・・・。平日なのに!(滝汗

で、一応ログを確認すると、catalinaログに、「管理マネジャのパスが無いよ!」という旨のエラーが出ていました。
ログに記録されているフォルダのパスを見てみると、確かにそんなファイルはありません。

・・・うーん。
そのパスの資源はいじった記憶が無いんですが(^^;;
 

・・・まぁ、もう一度再インストールしてからこつこつと確認してみますか、ね。

というわけで、時間も無いので一旦終了です。

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2008年10月 4日 (土)

Configure Tomcat

Tomcat6とJRE1.6をWindowsVistaにインストールし、WEBサーバとして起動するところまではできていて、今も快調に動いています(^^

ですが、あるとき、作成したWEBページにアクセスしていると、やたらと待たされ、挙句の果てには実行エラー・・・orz、な状態になってしまったので、ログを見返してみました。

NullPointerException・・・

まぁ、プログラムバグはこの際、置いといて。
#既にソースが失われて久しいので(^^;
#デコンパイルして解析する気になれないし・・・orz

そのほかに気になったのが、OutOfMemoryErrorが頻発していること。

うーん。
たかだか個人サービスのWEBサーバで、掲示板・・・スパムも併せて一日150前後のアクセス・・・程度しか運営していないので、それからするとOutOfMemoryErrorなんて、発生しているのが不思議。

ちなみにTomcatは、「Configure Tomcat」プログラムが起動できないので、デフォルトの最大64MBのメモリ制限で動作しています。
ですが、実際に使っているのは(実はメモリサイズの調整をした後での確認結果なのですが)大体5MB程度しか使ってない感じです。
#Free memory: 10.4MB/ Total memory: 16MB
#Tomcat Manager(localhost:8080/)のサーバの状態で確認

で。
そんなにメモリを使っているとは思えませんでしたが、パソコンのメモリも潤沢(といっても、OS含めて2GBですが(^^;)にあることですし、Tomcatの使用メモリを増やしてみることにしました。

ですが、ここでトラブル。
Tomcatの設定は、Tomcatをインストールしたときに一緒にインストールされる、「Configure Tomcat」というプログラムで設定するのですが、このプログラムは、実行すると「アクセスが拒否されました」とメッセージが出て実行できないのです。(実際の実行の仕方は後で書きます)

それで、WindowsXp時代に作っていたTomcat5.5をインストールしたパソコンを起動し、同様に「Configure Tomcat」プログラムを起動してメモリ使用量を設定します。
そして値の設定されたファイルを探し出し、その設定をコピーしてみようと考えたのですが、検索しても見つからず。
ということは、どうやらファイルシステムではないようです。
それでは、とレジストリをキーワード"Tomcat"で検索。
うん、ココに設定がありました。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Apache Software Foundation\Procrun 2.0\Tomcat6\Parameters\Java]
・JvmMs (DWORD) … 初期メモリサイズ(MB)
・JvmMx (DWORD) … 最大メモリサイズ(MB)
・JvmSs (DWORD) … スレッドスタックサイズ(KB)

20081003_regedit

で、WindowsVistaなPCに戻ってレジストリエディタを起動、上のキー&値を追加してTomcatサービスを再起動。
設定値が反映されるかと思いきや、変化無し・・・orz

失敗か?と思いましたが、実際は設定したのがバイナリ値だったのが原因で、動作しなかったようです(^^;
#後で「Configure Tomcat」から設定を変更し、レジストリの値が変わるのを確認しています。

それに、レジストリをいじるのは怖いので(もちろん、私も保証できません!)、やっぱり普通に「Configure Tomcat」プログラムをスタートメニューから起動できれば一番なのです。

それで、インターネットをいろいろと検索して(まぁ、早い話がググったわけですが(汗)みましたが、出てくる検索結果はみんな惨憺たる有様です。

・「アクセスが禁止されました」と出て起動できない。
・ユーザアクセス制御(UAC)を切ると起動できる。

でも、UACを切ってしまうと、Vistaのメリットがなくなってしまうので、ここはワガママにUACありの方法を考えます。

で、結論。
結局アクセス禁止メッセージだったのは、管理者権限がなかったからでした(^^;
分かってみれば簡単な事なのですが、いつもプログラムを起動するユーザは、一般ユーザ、それから管理者でログインしてもそのままプログラムを選択して起動していました。
ここに問題があり、そのまま起動するのではなく、プログラムの右クリックで表示されるコンテキストメニューから、「管理者として実行」を選ぶことで、一般ユーザであれば管理者のパスワードを、管理者であれば実行許可を求められ、その確認をパスすると、無事に「Configure Tomcat」プログラムが使用できるのでした(^^

20081003_as_execute_root_2

そう。
実はUACの使い方をわかっていなかっただけという・・・orz
まあ、トホホな結果だったのでした(^^;;;

ただ、スタートアップで起動する「Configure Tomcat」プログラムは、デジタル署名がないようで、そのせいで自動起動できないみたいです。
でも、スタートメニューから別途起動できる方法が分かったことで、ある程度細かい設定ができるようになりましたし、これで良しとします。

----
2008-12-19:
誤字修正等

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2008年9月12日 (金)

リモートデスクトップ・その2

リモートデスクトップの設定を見直していて、普段電源断のアイコンがあるところが、セッションの切断(リモートデスクトップの終了)となっていることを確認。
それから、右三角からの選択肢も、セッション終了とロックとなっていることを確認。

やっぱり、リモートデスクトップはリモートで電源断はできないのね・・・と思っていたら、そのすぐ上の、普段ならプログラムの実行という箇所に「Windowsセキュリティ」という項目が。

20080923_windows_security_menu_2

何とはなしに選んでみると、Ctrl+Alt+Delを押したときのような、メニューが出てきました。
そして、右下になにやら電源ボタンのようなアイコンが・・・。

20080923_remote_desktop_exit_man_3 

そう、この状態で、電源を切ることができたのです!
 

うん。
これで、電源だけつないでおけば、何とかなりそうな感じですね!!

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2008年9月 6日 (土)

リモートデスクトップ

というわけで、ディスプレイケーブルやキーボード、マウスを抜いてしまっても大丈夫なように、リモートデスクトップを試してみました。

とりあえず、デフォルトの状態で接続できないか、Schwertleite(WindowsXp)からアクセスしてみます。
リモートデスクトップは、スタートメニューから「全てのプログラム」→「アクセサリ」の中にあります。
もしなかった場合は、MicrosoftのWEBページからダウンロードしてインストールしてください。

そして起動したらダイアログに接続先のパソコンの名前・・・今回の場合は、"Siegrune"を入れてみます。

・・・

エラーで接続できません。

うん。
まぁ、サーバ側を有効にしていませんからネ(^^;
 

そこで、インターネット検索で確認。
Microsoftのページに、リモートデスクトップの利用の仕方(クライアント)、接続のされかた(サーバ)と一通り説明されています。

まずは、リモートデスクトップサービスを提供する側の設定。
Siegruneは、WindowsVista Bussinessなので、リモートデスクトップをサービスすることができます(ホッ
#Bussiness, Ultimate がサービスを提供可能。

システムのプロパティから「リモートの設定(WindowsVistaでは、左上にリンクがあります)」を選んで、表示されるシステムのプロパティダイアログの、「リモート」タブから、リモートデスクトップを無効にしている設定を変更します。
ラジオボタンで「このコンピュータへの接続を許可しない」を変更します。
Schwertleite(WindowsXp)からのアクセスでは、ネットワークレベル認証には対応していないようなので(多分新しいリモートデスクトッププログラムをインストールすると、対応するのかな?)、真ん中の設定を選びます。

それから、ファイアウォールの設定。
Microsoftのページには書いてありませんでしたが、リモートデスクトッププロトコル(3389)を使用するため、このポートを開放してあげる必要があります。
ここは、使用するクライアントファイアウォールの設定しだいですね(^^;
#私はKaspersky Internet Security なので、そのファイアウォール/パケットの設定を。

そしてSwertleiteからリモートデスクトップで接続・・・あら、OKです(^^;;

あっさり認識して、問題なくつながってしまいました(^o^
めでたしめでたし!!
 

#本当は、接続用のユーザを作ってたりしたのですが、大丈夫でした。
#接続モードが一番セキュリティの低いモードだったから・・・かな?

そうそう、このままではセキュリティが甘々なので、せめて接続できるホストを制限して・・・と。
やっぱり不正アクセスは怖いですからね(>w<;

----
がーん・・・。
リモートデスクトップは、電源が切れませんでした・・・orz

シクシク。

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